暑い日が続くと、ついつい冷房に頼ってしまいますよね。「エアコンをつけていると頭が痛くなる…」という経験、実は冷房による頭痛かもしれません。
今回は、冷房が原因で起こる頭痛のメカニズムと、今すぐできる対策をご紹介します！
■ 冷房による頭痛の主な原因とは？
・身体の冷えによる血流悪化
冷房で体が冷えすぎると、血管が収縮して血流が悪くなります。
特に肩や首周りの筋肉が固まり、それが緊張型頭痛につながることも！
・室内外の温度差による自律神経の乱れ
外の猛暑と室内の冷房による温度差が大きいと、体がうまく調整できずに自律神経が乱れます。これが頭痛やだるさの原因になることも！
・乾燥による水分不足
エアコンの風は空気を乾燥させがち。知らないうちに体内の水分が不足し、それが頭痛につながることも！
■ 冷房による頭痛を防ぐ・和らげるための対策
◎冷えすぎ対策をしよう！
室温は26〜28℃前後を目安に設定
直接風が当たらない位置に移動または風向きを調整
ブランケットやカーディガンで首・肩・腰を冷やさないように
◎首・肩を温めて血流をよくする
蒸しタオルや温感パッドで首元を温めると緊張が和らぎます
軽いストレッチや肩回しも効果的
☆おすすめのストレッチ「タオルを使用した首反らし」
・両手でタオルの端を持ち、首の後ろの中心にタオルを当てる
・頭を軽く後ろに倒して、両手を45°斜め上に持ち上げる
・上の状態でアゴを引いて、5～10秒間そのまま維持する
（背中ごと後ろに倒れないように注意）
◎水分をこまめにとる
エアコンの効いた部屋では喉が渇く前に飲むのがポイント
カフェインの多い飲み物は避け、常温の水や麦茶がおすすめ
◎外出時との気温差に注意
屋内外の温度差をできるだけ小さくする工夫を
薄手の羽織りやストールを常備すると安心です
冷房が原因だと思っていても、頭痛が長引いたり強くなったりする場合は、お気軽に当院までご相談ください。
暑さ対策には欠かせないエアコン。でも、冷やしすぎは体にストレスを与えてしまいます。
冷房とうまく付き合いながら、体調を整えて夏を快適に乗り切りましょう！
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